政府は5日午後、新たに8つの県を「まん延防止措置」に追加しました。また、感染の急拡大が続く東京都が患者が退院の基準を満たさなくても自宅療養などに移すよう医療機関に要請したことが分かりました。

 ピークはいつ訪れるのでしょうか。

 国立国際医療研究センター、国際感染症センター長・大曲貴夫医師:「2週間後の8月18日の予測値は3.17倍の一日あたり約1万909人になる。これはおよそですが、都民の1000人に1人が毎日、感染する計算になる」

 感染が拡大し続けるなか、政府は入院基準を厳しくする方針を発表していますが、退院についても新たな動きがあります。

 関係者によりますと、東京都は「発症日から10日経過する」などの退院基準を満たさなくても医師の判断で症状が軽い患者を自宅療養などに移すよう病院に伝えていたことが分かりました。

 医療関係者からは「症状がぶり返す患者も多い」「元気だが感染力のある患者もいる」として、退院の判断は変えられないという声も上がっています。ただ、東京都では入院調整が1万人に迫るなど、すでに在宅患者が膨れ上がっています。

 在宅患者の往診などを行う「ファストドクター」。

 医師:「一応、酸素の機械を今、持ってきているんですね。今、現時点では大丈夫なんですけど、新型コロナウイルス、急に肺の障害が広がってしまうこともあったり」

 運ばれてきたのが、その機械です。

 医師:「酸素だけを集めて、濃い酸素を取り込むものになりますので」

 この酸素濃縮器は東京都から貸し出されたものですが、医師の指示のもと、在宅で使用するケースが増えているといいます。

 ファストドクター・菊池亮代表:「1週間ほど前から少しずつ自宅で酸素投与を必要とする患者さんの数が増えてきているように感じます。酸素濃縮器についても今後、あまりにも需要が増え続けてしまうと不足が生じてしまうといったケースも考えられると思います」

 自治体からのメーカーへの発注も増え始めました。

 エア・ウォーター医療事業部・小林靖司部長:「7月の末からまた注文が入り始めて出荷が始まった。5波については、もう少し増産をかけないと間に合わないのでは」

 看護師立ち会いのもと、実際に使ってみました。

 エア・ウォーター事業企画部、看護師・大栗真央さん:「医師が出した処方量、お薬と同じように酸素何リットルで吸って下さいというような処方が出る」

 機械にチューブを挿し、酸素量を設定したら、あとはマスクを装着するだけです。酸素投与が必要な状態は、本来であれば入院が必要です。

 感染は抑えられるのでしょうか。まん延防止等重点措置の適用地域も拡大されることが決まりました。

 菅義偉総理大臣:「まん延防止等重点措置に福島県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、愛知県、滋賀県、熊本県を追加して、期間を8月8日から8月31日まで(延長)することを決定しました」

 専門家からは、より強い措置を求める声も上がっていました。

 西村経済再生担当大臣:「全国に緊急事態宣言を出すぐらい非常に厳しい状況にあるというご意見を頂いた」

 政府の分科会・尾身茂会長:「きょうも出ました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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