東京都の4日の新規感染者は、先週水曜日と比べ、989人増加しました。

 先週土曜日の4058人を上回り、過去最多を更新しています。

■政府方針に尾身会長「相談ない」

 こうしたなか、政府が打ち出した「入院は原則、重症患者か、重症化リスクの高い人に限定する」という方針について、政府分科会の尾身茂会長は、事前に知らされていなかったことを明らかにしました。

 新型コロナ対策分科会・尾身茂会長:「この件に関しては、特に相談というか、議論したことはありません」

 これについて、菅義偉総理大臣は・・・。

 菅義偉総理大臣:「厚労省で、そこは必要な相談を、そういうことであれば、すべきだったというふうに思います」

■8県に「まん延防止」適用へ

 4日は、東京以外にも関東の多くの県で、過去最多を更新するなど、全国の感染者数は初めて1万4000人を超えています。

 政府は福島、群馬、栃木、茨城、静岡、愛知、滋賀、熊本の8つの県について、新たに「まん延防止等重点措置」を適用する方針を固めました。

 期間は、8日から31日までを検討しています。

■選手村初の“クラスター”発生

 また、4日は、東京オリンピックの関係者29人の感染が確認され、一日あたりの最多を更新しました。

 このうち、ギリシャのアーティスティックスイミングの選手4人と関係者1人の感染について、大会組織委員会は「選手村初のクラスターが発生した」という認識を示しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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