
鶏卵業者から賄賂を受け取った罪で起訴された元農林水産大臣の吉川貴盛被告(70)の初公判が開かれ、吉川被告は「政治献金と受け止めていた」と述べ、無罪を主張しました。
元衆議院議員の吉川被告は農水大臣だった2018年から2019年に鶏卵業大手の「アキタフーズ」の元代表から合わせて500万円の賄賂を受け取った罪で起訴されました。
今月3日の初公判で吉川被告は「現金を受け取ったことは争いません。ただし、いずれの現金についてもあくまで政治献金という趣旨と受け止めていた」と無罪を主張しました。
そのうえで「政治資金収支報告書に記載していなかったことについては自身の最大の不徳の致すところであり、大いに反省をしている」と述べました。
事件を巡っては贈賄側として起訴されたアキタフーズの元代表が起訴内容を認めています。
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