中国の子会社が利用者の個人情報にアクセスできる状態だった問題で、LINEが今後の方針についての記者会見を開いた。
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LINEによると、中国からの個人情報へのアクセスについては完全な遮断を終えており、データが移転先の国名を明示していなかった一般向けユーザープライバシーポリシーの変更を来週中にも行うという。また、国外で保管されていたトークの画像・動画・ファイルは6月までに、LINE Payのデータ管理についても9月までに、それぞれ日本国内のデータセンター移転する。自治体向けコロナワクチン予約システムのデータについても国内保管を開始しており、政府自治体向け公式アカウントのデータは8月までに日本国内のデータセンター移転する方針だ。
会見で出澤剛社長は「現時点では情報の漏洩や流出は確認されていない」とし、「従来の我々の説明がミスリーディングだったのではないか。データの保管などについて、ユーザーに対して非常にクリアなコミュニケーションをしてこなかった。そこが問題点だった。反省すべきだ。ユーザーへの配慮が足りなかったということを重

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