薬剤師の男が東京・品川区の薬局から約170万円分の抗がん剤を盗んだとして、逮捕されました。男はこの薬局の元従業員でした。

 薬剤師の野本一定容疑者(43)は5月、品川区の薬局に侵入して抗がん剤180錠、約170万円分を盗んだ疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、野本容疑者はこの薬局を退職後、抗がん剤を勝手に発注し、薬が到着したタイミングを狙って薬局を訪れ、隙を見て調剤室に侵入し、抗がん剤を持ち去ったということです。

 野本容疑者は、「これまでに10回くらいやった」と容疑を認めていて、薬は転売していたとみられています。

 この薬局では、薬がなくなる被害が相次いでいて、警視庁は余罪についても調べています。
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