サリオス, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=4015672 / CC BY SA 3.0

#2017年生_(競走馬)
#サラブレッド
#日本生産の競走馬
#日本調教の競走馬
#父内国産の競走馬
サリオス (英: Salios)は、日本の競走馬。
主な勝ち鞍は2019年のサウジアラビアロイヤルカップ、朝日杯フューチュリティステークス、2020年の毎日王冠。
2017年1月23日、北海道安平町のノーザンファームで誕生。
一口馬主法人「シルクホースクラブ」から総額7,000万円(1口14万円×500口)で募集され、ノーザンファーム早来の木村浩崇厩舎で育成された。
馬名の意味はローマ神話に登場する戦闘の踊りの発明者。
母馬の名「サロミナ」(Salomina)からの連想だという。
美浦・堀宣行厩舎に入厩。
6月2日東京マイルの新馬戦にダミアン・レーン騎乗で2番人気で出走し、中団追走から最後の直線で逃げ粘る1番人気アブソルティスモを交わすと最後は2馬身差をつけて初勝利を挙げる。
10月5日のサウジアラビアロイヤルカップは石橋脩が騎乗し、単勝1.5倍の断然人気に推される。
道中は4番手を追走し、直線で2番人気クラヴァシュドールとの叩き合いを制し重賞初制覇を飾るとともに、1分32秒7の東京芝1600メートルの2歳レコードをマークした。
レース後、生産者の吉田勝己から「勝ちっぷりが良かったね。来年のダービーは決まったかな」とリップサービス混じりで称賛された。
次走には朝日杯フューチュリティステークスを選択し、鞍上にライアン・ムーアを迎えた。
ここでも1番人気の支持を受けると、レースでは好位3番手追走から直線残り300mで一気に抜け出し、追いすがる武豊騎乗のタイセイビジョンらをも突き放し、2馬身半差で完勝。
無傷の3連勝でGI初制覇を成し遂げた。
なお勝ちタイム1分33秒0はレースレコードで、本馬の馬体重538kgは2歳GIにおける最高体重優勝だった。
レース後に鞍上のムーア騎手は「凄く強い勝ち方。きっと来年も活躍できる。」と同馬を称賛し、生産者の吉田勝己も「クラシックに行くしかないでしょう」と明言した。
3戦無敗で朝日杯FSを制したものの、2019年のJRA賞最優秀2歳牡馬には同じく3戦無敗でホープフルステークスを制したコントレイルが選出された。
3月4日、同馬を所有するシルクホースクラブより皐月賞へ直行することが発表された。
COVID19(新型コロナウィルス感染症)の影響により、無観客競馬での開催となった皐月賞には新馬戦以来となるレーンとのコンビで参戦。
同じく皐月賞へ直行してきた先述のコントレイル、弥生賞ディープインパクト記念勝ち馬サトノフラッグに次ぐ3番人気に推されると、レースでは道中4・5番手追走から直線で鞍上の指示に合わせて進出。
最後は外から進出してきたコントレイルと一騎打ちの様相を呈したが、叩き合いに1/2馬身差で敗れ、2着に惜敗した。
鞍上レーンはレース後に、直線で勝ち馬に比べて内の馬場の悪いところを走らされた事を敗因に挙げた。
(競走に関する詳細は第80回皐月賞を参照。) 皐月賞に続いて、COVID19の影響により76年ぶりの無観客競馬となった5月31日の東京優駿(日本ダービー)では、皐月賞の上位馬が引き続き有力と目され、コントレイルが単勝1.4倍で1番人気、サリオスは単勝4.4倍の2番人気で出走した。
道中は馬群の中団を追走し、直線入り口で外へ持ち出したところで不利を受けて外に膨れ、前を行くコントレイルを追ったものの3馬身離された2着に敗れた。
なお、皐月賞に続いてコントレイル1着、サリオス2着という形となり、1983年のミスターシービー・メジロモンスニー以来37年ぶりに皐月賞1, 2着馬がダービーでも1, 2着となった。
(競走に関する詳細は第87回東京優駿も参照) ダービー出走後は、距離適性の観点から菊花賞を回避し、マイルを中心に1600 – 2000mまでの路線を歩むこととなる。
8月14日にシルクレーシングから毎日王冠 (10月11日, 東京芝1800m, GII)に出走する予定であることが発表された。
予定通り10月11日の毎日王冠から始動し、鞍上にクリストフ・ルメールを迎えた。
同じ3歳馬で、ダービーで4着のサトノインプレッサや、東京巧者ダイワキャグニーといった古馬らを抑え、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に支持されると、レースでは直線で楽な手応えのまま抜け出し、2着ダイワキャグニーに3馬身差で完勝。
初の古馬相手に重賞3勝目を挙げた。
(競走に関する詳細は第71回毎日王冠を参照。) 以下の内容は、netkeiba.comの情報…

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