あさって28日は土用の丑の日です。今年も新型コロナで巣ごもり需要が続くなか、オリンピックも追い風にスーパーや百貨店で“ウナギ商戦”が過熱しています。

 スーパー大手のイオン。土用の丑の日に向けて、ウナギの蒲焼や弁当などおよそ50種類を取り揃えています。ウナギの稚魚が豊漁だったことから、今年の価格は去年より1割ほど安いといい、売り場も通常の2倍に広げたといいます。今回の目玉商品は・・・

 「こちらはどどーんと280グラムの特大サイズ。家族でシェアできる人気の商品です」(記者)

 通常と比べ、大きなウナギの蒲焼は、家族みんなで分け合えるサイズ。

 「オリンピックを観ながら食べるのも確かに良いなと思います」(買い物客)
 「今、ふっと見たら食べたくなっちゃって、急に手が出ちゃった」(買い物客)

 「スポーツ観戦をしながら、ご家族で楽しんでいただきたい」(イオンリテール 松本金蔵水産商品部長)

 オリンピックの“おうち観戦需要”を見据え、去年の2.5倍の数量を用意しています。

 一方、デパートでもウナギ商戦が盛り上がっています。西武池袋本店では60種類以上ものウナギ商品を用意。店頭の行列を減らすため、事前予約を受け付けています。

 「こちらのデパートで売れているのは、こういった高価格帯のウナギだということです」(記者)

 巣ごもり需要でプチ贅沢を自宅で楽しむ傾向が続いていて、こうした3000円以上する高価格帯の商品の予約が去年よりも1.5倍ほど伸びているといいます。

 「コロナ禍で大変な生活が続きますけれども、土用の丑の日に美味しいウナギを食べていただいて、季節を感じていただければ」(そごう・西武 西武池袋本店 食品館 駒谷紀彦さん)
(26日15:19)

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