
レバノンのベイルートで、イスラエルの攻撃の後に住宅から避難した人々が設置したキャンプ。4月8日撮影。REUTERS/Louisa Gouliamaki
[ジュネーブ 10日 ロイター] – 国連
世界食糧計画(WFP)は10日、イラン紛争による混乱でレバノンが食料安全保障の危機に直面していると表明した。
WFPの同国担当ディレクター、アリソン・オマン氏はベイルートからビデオリンクを通じ、「われわれが目の当たりにしているのは、単なる避難民の危機にとどまらず、急速に食料安全保障の危機へと発展しつつある」と指摘。食料価格の高騰と避難民に伴う需要増加により、食料がますます手に入りにくくなっているとの懸念を示した。
WFPによると、野菜価格は3月2日以降20%超上昇し、パンの価格は17%値上がりしている。
一部の市場は完全に機能を失っており、特に南部では市場の80%以上が機能していない。ベイルートの市場も厳しい状況という。
イスラエル軍の攻撃対象となっている南部は、食料援助の搬入が困難になっている。現地の業者からは必須食料の在庫が1週間を切っているとの報告が寄せられている。
オマン氏はレバノン全土で約90万人が食料不安に直面しており、その数はさらに増加すると予想した。
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