
4月8日、南京の孫文廟を訪れ、スピーチする鄭麗文氏。 cnsphoto via REUTERS
[北京 10日 ロイター] – 中国の習近平国家主席は10日、台湾最大野党、国民党の鄭麗文主席(党首)と北京で会談し、台湾海峡の両岸の人々はともに中国人であり、両岸関係の未来は中国人の手にあると述べた。
鄭氏は国民党トップとして約9年半ぶりに訪中。中国が台湾に軍事的圧力を強める中、緊張緩和を目的とした平和ミッションだとしている。
人民大会堂での会談で、習氏は鄭氏に対し、今日の世界は完全に平和とは言えず、平和は貴重だと発言。「海峡両岸の同胞はみな中国人で、一つの家族として平和、発展、交流、協力を望んでいる」と述べた。
その上で「これはわれわれ人民の共通の声だ。両党の指導者がきょう会談するのは、共有する故郷の平和と安定を守り、両岸関係の平和的発展を推進し、将来の世代が明るく美しい未来を共有できるようにするためだ」と語った。
習氏は、台湾独立反対という共通の政治基盤の上に立ち、国民党を含むさまざまな政党と交流・対話を強化し、「両岸関係の未来を中国人自身の手にしっかりと握る」用意があると述べた。
一方で、鄭氏は両党の努力を通じて台湾海峡が潜在的な紛争の焦点でなくなり、外部勢力が介入する場にもならないことを望むとしたほか、台中は対話と協力のための持続可能な制度を計画・構築すべきだと訴えた。
中国は台湾の頼清徳総統を「分離主義者」と呼び、対話を拒否している。頼政権は鄭氏に対し、中国に脅迫をやめるよう伝えるべきだと求めているほか、中国が民主的に選ばれた台湾政府と対話すべきだと主張している。
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