
イスラエルと米国の攻撃によりイラン指導部が次々と排除される中、モハンマドバゲル・ガリバフ国会議長(写真)が交渉のキーマンに浮上した。2024年10月12日撮影。REUTERS/Amr Abdallah Dalsh/File Photo
[ドバイ 8日 ロイター] – イスラエルと米国の攻撃によりイラン指導部が次々と排除される中、モハンマドバゲル・ガリバフ国会議長が交渉のキーマンに浮上した。パキスタンの関係筋によると、10日にイスラマバードで始まる予定の米国とイランの協議には、アラグチ外相とともに出席し、交渉を主導する見通しだという。
パキスタンは米国に対し、ガリバフ氏らを「暗殺リスト」から削除するよう求めていた。
ガリバフ氏は、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」の司令官やテヘラン市長、警察長官を務めたほか、大統領選に何度か立候補し敗れた経歴もある。政治、治安、宗教分野の指導部をつなぐ重要な要となっている。故ハメネイ師の長年の側近であり、最高指導者の地位を継承した次男のモジタバ・ハメネイ師の腹心と見なされてきた。イスラエルと米国に抵抗する主要人物であり、両国による攻撃への報復を誓っている。
しかし、そうした強硬派のイメージとは裏腹に、ガリバフ氏は近代化推進者であり現実主義者との評価もある。
革命防衛隊員と聖職者指導部の双方と効果的に意思疎通できることが、紛争が続く中で米国との交渉人候補になる一助となったとみられる。
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