
2014年4月、ロシア・ウスチルーガの石油製品ターミナルで撮影。REUTERS/Alexander Demianchuk
[モスクワ 7日 ロイター] – ロシアのミシュスチン首相は7日、中東での戦争によって引き起こされた世界的な供給混乱はロシアに新たな貿易機会をもたらしているが、国内市場の価格安定が引き続き最優先事項だと述べた。政府の会合での発言。
ロシアは石油輸出が世界第2位、小麦輸出が世界最大、肥料の主要生産・輸出国でもあり、多くの専門家から今回の中東紛争で経済的な恩恵を受ける主要国の1つとみられている。
ミシュスチン氏は「ロシアにとって現在の状況は――経済的側面に限定して考えれば――輸出志向型産業の財務改善や、歳入増加の新たな機会をもたらす」と指摘。「ロシアには、中東危機によって現在不足している、あるいは近い将来不足するかもしれない資源の輸出を増やす能力がある。これには食料関連の供給も含まれる」と述べた。
また、石油や天然ガスに加え、尿素、硫黄、ヘリウムでも世界的に供給が混乱していることに言及した。ロシアはいずれの3商品についても主要な生産国。
その上で、ロシアは外部の価格ショックから自国の消費者を守らなければならないと強調。保護的な措置の例として、最近実施されたガソリンと窒素肥料の輸出禁止を挙げ、「我々の最優先事項は依然として国内市場の保護だ」と述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.