Jazzで地域元気に初音合わせ 加賀、小松拠点 子どもバンド発足

佐渡涼さん(右)の指導の下、初めての音合わせに挑戦する子どもたち=加賀市大聖寺南町で

8月 新メンバー募集10月 演奏披露へ 加賀、小松両市を拠点とする子どものジャズビッグバンド「South Nine Jazz Orchestra」が発足した。4日には、加賀市大聖寺南町のレンタルスペースで初めての練習会があり、メンバーたちはトランペットやベース、ドラムなどの音合わせに挑戦した。月に3回ほど3曲を練習し、10月ごろに演奏会などで披露する予定。(小川祥)

 中学校部活動の地域移行が進む中、子どもたちが音楽や楽器にふれる機会をつくろうと、北陸3県を中心に活動するプロのトランペット奏者佐渡涼さん(37)やピアニスト吉田笑夏さん(29)らがバンド結成を企画。両市の小学5年生〜中学3年生の8人がメンバーになった。

 初練習では、テナーサックス、アルトサックス、トランペット、ベースなど自分たちが演奏したい楽器を選択。佐渡さんや吉田さんの指導を受けながら、音の出し方やリズムの取り方を2時間学び、音合わせまでした。佐渡さんは「これまで見てきた子どもたちのバンドの中でも一番覚えが早い。これからがすごく楽しみ」と話す。

 初めてベースを弾いた錦城中学校3年の杉山詩茉さん(14)は「難しいけど思っていた以上に楽しい」と初練習を振り返り、「みんなの音が合わさってきれいだった。本番に向けて練習を頑張りたい」と話した。小松市符津小学校5年の古川芽依さん(10)は小学校のブラスバンド部でも演奏するトランペットを担当。「もっと上手になりたくて参加した。音合わせでは少し遅れたけど、今日だけでも上手になれた」と笑顔を見せた。

 佐渡さんは「ジャズは自分を表現できる音楽。自分を表現する音が響いて、地域の元気につながれば」と語る。

 8月には新たなメンバーも募集する。問い合わせはメール=southninejazzorchestra@gmail.com=まで。

WACOCA: People, Life, Style.