石川海岸で52・3センチ2・48キロのチンシラーを釣った知念和紀さん=3月29日

石川海岸で52・3センチ2・48キロのチンシラーを釣った知念和紀さん=3月29日

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公開日:2026年4月4日 3:57更新日:2026年4月4日 10:19

沖縄の釣り情報[有釣天]

 3月29日、釣り仲間の真栄田知将さんに同行して石川海岸でチンシラーを狙った知念和紀さん。河口近くの護岸は潮位が下がるタイミングに合わせて、敷石付近に中型サイズが回遊する。真栄田さんは直近の釣行で狙い澄ました複数の本命を釣り上げている名手で、今回初挑戦となる知念さんのサポート役でもある。

 午前6時、2人は水深3メートルの場所に並び、専用集魚剤を投げ入れた。知念さんは道糸とハリス2・5号に、カーエー用で5Bの棒ウキを使用。オキアミの餌を海底にはわせて待ち、午前9時、棒ウキが海中に抑え込まれるように少し沈んだ。

 一呼吸置いて竿(さお)先を手前に引くと、魚はゆっくりと深い場所へ、それから横向きにスピードを上げた。竿の反発力で浮かせたのは52・3センチの大型チンシラー。その後、1時間置きに41・3センチ、40・3センチをタモ入れした。

 真栄田さんは昼前に44センチ、翌30日には47・5センチなど10日間で5匹を大釣りした。

 春の訪れとともに産卵シーズンを迎える沖縄の人気魚の中でも主役級となるのがチンシラー。一番人気の屋我地ワルミ海峡の各所では潮の干満を問わず、地形の異なりによりヒットタイムにずれが生じる。この点も釣り人の探究心を刺激するようで、タックルの深化に合わせて、新たなポイント開発や釣法に挑む流れも盛んなようだ。

 「日中に釣れるのなら夜間でも狙えるはず」と予測を立てる稲嶺幸汰さん。産卵期の乗っ込み直前の2月から、夜間に実績地へ通い、水深差が大きくなるヒットエリアを攻める。試行錯誤を繰り返す中、チヌ用の細仕掛けを一瞬で食いちぎる正体不明の大物が現れた。「まず、この魚を釣り上げるのが先だ」と考え、大物竿を携えて3月23日夕方から釣行計画を立てた。

 釣行当日の夕方、ルアーやフカセでの立ち込み釣りを終えた釣り人が護岸に戻る中、一人潮の満ちていく浅瀬を沖に歩く。200メートル離れた岩場群に着くと、シガヤーダコの餌を水深10メートルへ投げ込んだ。午後9時、竿を大きく曲げて逃げ惑う大物と岩場上で30分間格闘。読みが的中、110センチ19・3キロのガーラを釣り上げた。(釣りPower・名嘉山博)

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