■熊本城で――
記者「薄暗くなってくると余計に桜の存在感が増したように感じます。いやあ、美しい。やっぱり春は桜ですね。こちらは熊本城の長塀前の桜並木です。昨日(4月2日)満開が発表され、この辺りは見頃となっています」
【写真を見る】熊本城で桜満開!穏やかな花見風景 「昔はすごかった…」早朝4時から並んで難攻不落の城を駆け上がった場所取り合戦?
「桜並木には出店が8店舗並んでいて、店の前を通ると美味しそうな香りが漂っていました」
「私たちは今日は午後から熊本城周辺の花見事情を取材しましたが、今と昔で少し変わったところがあるようです」
今日(4月3日)熊本城へと続く道では多くの人が桜の写真を撮り、二の丸広場では学生たちや家族連れが花見を楽しんでいました。
小学生の女の子「お花見に来ましたきれいだと思った」
70代男性「開放感があって非常にいいですね気持ちいいですよ」
こちらの高校生グループは食物科で学んでいて「ほぼ」手作りの食べ物を持ち寄っての花見です。
高校生「これから新学期がんばるぞみたいな気合いを入れる感じ」
今も昔も多くの人が楽しんでいた花見。
ただ、少し変わったところもあるようです。
60代女性「健全な感じがします。昔はアルコールがない花見はないという感じだったから」
「お酒を飲むのが少なくなったお酒の量が減ったかな」
■23年前の花見、壮絶な光景――
かつては場所取りが熾烈でした。
2003年。午前6時過ぎの熊本城二の丸広場では寝ている人がいました。
――場所とり?
「です」
夕方の花見のために12時間以上前から場所取りをしていました。
当時は天守閣前でもシートを広げて飲食が出来たため、熊本県内でも屈指の人気スポットでした。
■難攻不落と言われた熊本城での争い
その場所取りのため、午前8時半の開門前から並ぶ人たちがいました。
「来たのは4時ぐらいです」
並んだ人は準備運動をして靴を履き替えます。
というのも・・・
頬当御門から花見ポイントまでの約220mを走るためです。
会社の意地をかけて(?)難攻不落の熊本城を駆け上がる!!!
「はぁはぁ」
今では見られない光景です。
記者「昔の花見を知る人たちは皆さん口を揃えて、花見の場所取りは新入社員の役割だったと話していて、今の時代でそれはなかなかできないですねと、懐かしそうに、少し笑い話のように振り返っているのが印象的でした」
「花見のスタイルは変われど、毎年桜を楽しみにしている私たちの気持ちに変化はないんだなと感じました」
熊本放送
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