職人の日本一を決める「技能グランプリ」で金賞に選ばれた、長崎市の紳士服専門店4代目が、鈴木市長に受賞を報告しました。
“賞に恥じることなく、喜んでもらえるスーツ作りを目指したい” と、これからの意気込みを語りました。

長崎市役所を訪れたのは、長崎市の高級紳士服オーダー専門店「南部洋服店」の南部 光伸さん(50)です。
今年行われた「技能グランプリ」の紳士服の製作部門で “日本一” に輝き、鈴木市長に報告しました。
(鈴木 長崎市長)
「(ストライプが)きれいに並行になって、しかも立体的」

南部洋服店は1912年(大正元年)に創業し、今年で114年目。
オーダーメイドの紳士服づくりは、約200種類の生地から希望に沿ったものを選び、採寸や仮縫い、仕上げまでのすべてを手掛けています。
南部さんは店の4代目で、東京で修業を積むなどして技術を磨いてきました。
(南部洋服店4代目 南部 光伸さん)
「“一針に魂を込めろ” と常に言われていたので『一針入魂』という言葉を心に刻みながら仕事をしている」
「技能グランプリ」は、あわせて10時間をかけて1着の紳士服を仕立てる競技です。
南部さんはおととし、この大会で銀賞を受賞。
今回が3回目の挑戦で、念願の「金賞」受賞となりました。

(南部洋服店4代目 南部 光伸さん)
「銀賞をとった瞬間から次を目指して準備をしていたので、本当に嬉しかった。この賞に恥じることなく、お客さんに喜んでもらえるような、たった一つのスーツ作りを目指して頑張っていきたい」
県内からの金賞は30年ぶりで、長崎市では初めてだということです。

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