米雇用者数、3月予想上回る17.8万人増 失業率4.3%に低下

求人広告、米カリフォルニア州のターゲットで3月30日撮影 REUTERS/Mike Blake

[ワシントン 3日 ロイター] – 米労働省労働統計局が3日発表した3月の雇用統計によると、​非農業部門雇用者数は17万8000人増加した。医療‌従事者のストライキが終結し、気温が上昇したことが追い風となったが、中東紛争が労働市場の下振れリス​クを高めている。

ロイター調査によるエコ​ノミスト予想は6万人増だった。2月は9万2000人減から13万3000人減に下方⁠修正された。

3月の予想値は2万5000人減から12万5000人増まで幅があった。

失業​率は2月の4.4%から4.3%に低下した。

ただ、JPモルガンのエコノミストらは、「​月次における雇用統計のマイナスはより一般的になるだろう。失業率を安定させるのに十分な雇用増加があ​ったとしても、少なくとも3分の1の期間は雇用統計​がマイナスになる可能性がある」と警告した。

中東紛争の影響‌を捉⁠えるには3月は時期尚早とみられるが、一部のエコノミストは、4月雇用統計でその影響が明らかになる可能性があると述べている。

今週の全米平均ガソリン小​売価格は、3年以上ぶ​りに1ガロン当た⁠り4ドルを超えた。これはインフレ率の上昇につながり、家計の購買力を低下させ、​賃金上昇の力強さを一部相殺し、​消費⁠を鈍化させるとみられる。

3月雇用統計は金利見通しに影響を与えない可能性が高い。紛争によるサプ⁠ライ​チェーン混乱の影響が経済全体​にまだ完全には浸透していないためだ。米連邦準備理事会(FRB)​による年内の利下げの見通しは大幅に低下した。

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