日本テレビ系「金曜ロードショー」で、スタジオジブリのアニメーション映画『耳をすませば』と『魔女の宅急便』が放送される。
放送日は『耳をすませば』が5月1日(金)21時から、『魔女の宅急便』が5月8日(金)21時から。どちらも本編ノーカットでの放送となる。
同名の少女漫画を原作とした近藤喜文監督による青春ラブストーリーと、宮崎駿監督が手がけた新米魔女・キキの奮闘記。いずれも人気のジブリ作品が、ゴールデンウィークに楽しめる。
近藤喜文唯一の長編監督作品『耳をすませば』
1995年の公開から30年以上たっても根強い人気を誇る『耳をすませば』。小説執筆に取り組む女の子・月島雫とヴァイオリン職人を目指す男の子・天沢聖司が織りなす、甘酸っぱくてまっすぐな恋を描いた物語だ。
月島雫役の声優は、のちに『ふたりはプリキュア』でキュアブラック/美墨なぎさを担当した本名陽子さん。天沢聖司役は、ドラマや映画等で活躍する俳優の高橋一生さんがつとめた。
『耳をすませば』© 1995 Aoi Hiiragi, Shueisha/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NH
『耳をすませば』© 1995 Aoi Hiiragi, Shueisha/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NH
映画では、柊あおいさんによる少女漫画を原作に、プロデュース/脚本を宮崎駿さんが担当。監督は、当時45歳の近藤喜文さんだ。
宮崎駿さんと高畑勲さんの両監督から信頼され、両者の作品で作画監督やキャラクターデザインなど作品の要になる重要な役割を担ってきた。しかし、47歳で急逝。そのため、『耳をすませば』が唯一の長編監督作品となっている。
キキをはじめ各年代の女性が描かれた『魔女の宅急便』
5月8日放送の『魔女の宅急便』は1989年公開。プロデューサー/脚本/監督を宮崎駿さん、音楽を久石譲さんが手がけた。
13歳の新米魔女・キキが、一人前になるための修行として、黒猫のジジと共に知らない街で1年間暮らすことに。唯一使える魔法──ほうきに乗って空を飛ぶ──を活かして「お届け屋さん」として奮闘するキキの成長を描いた物語だ。
『魔女の宅急便』© 1989 Eiko Kadono/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, N
『魔女の宅急便』© 1989 Eiko Kadono/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, N
劇中に登場する女性キャラクターは、“各年代を代表する女性”が描かれている。
ウルスラ(18歳)になり、次にキキが居候するパン屋のおソノさん(26歳)、キキのお母さんであるコキリ(37歳)、ケーキを焼いてくれた老婦人と、すべて成長したキキの姿が描かれているようにも感じられるという。
『魔女の宅急便』© 1989 Eiko Kadono/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, N
なお、いまや『名探偵コナン』で知られる声優の高山みなみさんが、キキとウルスラの一人二役で出演している点にも注目だ。
© 1995 Aoi Hiiragi, Shueisha/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NH
© 1989 Eiko Kadono/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, N

KAI-YOU編集部_アニメ・漫画部門
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