
ボンディ米司法長官(中央)。3月18日、ワシントンで撮影(2026年 ロイター/Nathan Howard)
[ワシントン 2日 ロイター] – トランプ米大統領は2日、ボンディ司法長官を解任した。関係筋によると、少女買春などの罪で起訴され自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン氏の捜査文書の取り扱いなどを巡り、トランプ大統領はボンディ氏の指導力にいら立ちを募らせていたという。
また、ボンディ氏がトランプ氏の政敵の訴追に向けて十分に対応していないとして不満を感じていたという。
トランプ大統領は交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、ボンディ氏を「偉大な米国の愛国者で、忠実な友人」とし、「大がかりな犯罪取り締まり」を指揮したと称賛。ボンディ氏が近く民間企業に転職すると述べたが、詳細は明らかにしなかった。
トランプ氏はまた、自身の元個人弁護士だったトッド・ブランチ司法副長官が司法長官代行を務めると発表した。
ボンディ氏はXへの投稿で「米国をより安全な国にするためのトランプ大統領による歴史的かつ非常に成功した取り組みを主導できたことは、人生最大の栄誉だ」と述べた。
ボンディ氏を巡っては、エプスタイン疑惑を巡る記録の隠ぺいや公開の不手際について非難されていた。
関係筋によると、トランプ大統領は1日に行われたホワイトハウスでの会合で、ボンディ氏に長官ポストを交代させる考えを伝えていた。また、トランプ大統領の側近らはここ数日、ボンディ氏を解任するよう促していたという。
ホワイトハウス高官がロイターに語ったところによると、トランプ大統領はここ数カ月間、ボンディ氏に対し、同氏の仕事に不満を抱いていることを複数回伝えていた。また、司法長官の正式な後任として、環境保護局(EPA)のゼルディン長官の起用が検討されているという。
今年に入り、閣僚の解任は、ノーム国土安全保障省長官に続き2人目となる。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.