
3月31日、米国防総省で撮影 REUTERS/Jonathan Ernst
[ワシントン 31日 ロイター] – ヘグセス米国防長官は31日、米国がイランの脅威を低減するための取り組みの大部分を担ってきたとし、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の航行再開に向け他の国が一段と大きな役割を果たす必要があると述べた。また、イラン軍で大規模な離反が発生しているとし、中東情勢を巡り向こう数日間が決定的な局面になるとの考えを示した。
ヘグセス長官は国防総省で行った記者会見で「ホルムズ海峡を巡り、世界には責任を果たすべき国がある。米海軍だけの問題ではない」とし、「国際社会は注意を払い、立ち上がる準備を整えるべきだ。トランプ米大統領は、自由世界を代表してイランの脅威に対処するために厳しい役割を引き受ける姿勢を示してきた。こうしたことは今後、われわれだけの問題ではなくなる」と語った。
また、情報機関の分析を引用した上で「われわれの攻撃でイラン軍は士気を損ない、広範な離反や重要要員の不足につながっているほか、指揮官の間で不満が高まっている」と指摘。「われわれの選択肢は増えている一方で、イランは選択肢を失っている。われわれはわずか1カ月で主導権を握った。向こう数日は決定的なものになる」とし、「イランもそれを理解しており、軍事的に打つ手はほとんど残されていない」と述べた。
ロシアと中国がイランを支援しているとの報道については「ロシアと中国が何をしているのか、あるいは何をしていないのか、われわれは正確に把握している」とし、「その全てを公表する必要はないが、必要な場合には対処し、正面から向き合っている」と語った。ただ、詳細は明らかにしなかった。
ヘグセス長官はまた、28日に中東を訪問し、イランに対する軍事作戦の現場を視察したと明らかにした。
トランプ米大統領はこの日、米国とイスラエルによるイラン攻撃に協力しなかった国々に対し、米国の石油を購入するか、ホルムズ海峡に行って「自分でTAKE(奪取)しろ」と自身のSNS(交流サイト)に投稿。その後、CBSニュースの電話インタビューに対し、イランに対しホルムズ海峡の再開を迫る取り組みをやめる時期には「まだ至っていない」という考えを示した。
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