
メキシコ中央銀行のロドリゲス総裁。3月18日、同国のカンクンで撮影。REUTERS/Paola Chiomante
[30日 ロイター] – メキシコ中央銀行のロドリゲス総裁は30日公表された経済紙エル・フィナンシエロのインタビューで、利下げ打ち止め時期が近いとの見解を示した。
ロドリゲス氏は「物価見通しやその他の決定要因の推移を判断すると、政策金利の調整(利下げ)期間は終了が近づいていると考えている」と語った。
中銀は先週の会合で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて6.75%とすることを決めたが、5人の政策委員は賛成3人、反対2人と票が割れた。
3月前半の物価上昇率が4.63%と2024年以来の高い伸びを記録し、中銀の目標上限である4%を大きく上回る中で、利下げで景気刺激を続けるか、物価圧力を抑えるために金利を据え置くかを巡り、政策委員の足並みがそろわなくなっている様子がうかがえる。
ロドリゲス氏は、足元の物価上昇は主として生鮮品の値上がりに起因する一時的現象だと指摘しつつも、イラン情勢や米経済政策の変化を踏まえて、物価のリスクバランスは依然として上振れ方向に傾いていると認めた。
それでもロドリゲス氏は、物価上昇率が来年第2・四半期には目標の中心である3%に戻るとの見通しを維持した。
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