
写真は3月28日、ベネズエラのプエルト・カベーロ沖に停泊するロシア産燃料を積んだ香港のタンカー。REUTERS/Juan Carlos Hernandez
[29日 ロイター] – 米政府は石油を積んだロシアのタンカーがキューバに入港することを許可すると、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が29日、米当局者の話として報じた。キューバに対する事実上の石油禁輸措置の緩和となる。
米国はキューバ政府に圧力をかけるため、同国への石油輸送を事実上禁止してきた。一方、イランへの軍事攻撃によって混乱が生じた石油の流通を改善するため、ロシアに対する制裁を一時的に解除している。
NYTはトランプ政権が輸送を許可した理由は不明だとしている。
LSEGの船舶追跡データでも、米制裁対象のタンカー「アナトリー・コロドキン」がキューバに向かっていることが確認できる。同船は約65万バレルの原油を積んでロシアのプリモルスク港を出港したが、NYTの報道では73万バレルとされている。
いずれにせよ、この量の石油はキューバにとって大きな救いとなる。キューバのディアスカネル大統領によると、同国は石油輸入が3カ月間途絶え、厳格なガソリン配給制や度重なる停電につながっている。
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