静岡大学は、2028年度入試における募集方法および受験教科・科目等について変更を発表した。情報学部 行動情報学科の一般選抜(前期日程)における2次試験を、「英語・総合の2教科」(2027年度入試)から「英語・情報の2教科」(2028年度入試)に変更する。国立大学の2次試験で「情報」が採用されるのは3例目となる。
静岡大学情報学部は、国立大学で初めて「情報」を冠した学部として「ウインドウズ95」が発売された1995年10月に設置され、2025年で30周年を迎えた。開設当初は、工学系の「情報科学科」と人文・社会系の「情報社会学科」の2学科3プログラム制をとっていたが、2016年に情報システムプログラムが新学科として独立し、「行動情報学科」を含めた3学科となった。
行動情報学科の一般選抜(前期日程)における2次試験は、2027年度までは「英語」に加え「総合」の2教科となっている。「総合」では、情報I(情報社会の問題解決、コミュニケーションと情報デザイン、コンピュータとプログラミング、情報通信ネットワークとデータの活用)、現代の国語(情報の扱い方に関する事項)、数学I(データの分析)、数学A(場合の数と確率)、数学B」(統計的な推測)を中心に、図表の読み取りや統計的な計算問題、資料(図表とそれにかかわる文章)から分析・解釈できることや、それをもとに自分の考えを構成する問題などが出題される。2028年度入試から「総合」は「情報」に変更になるが、出題内容や出題型式は今後発表となる。
2026年度一般選抜の2次試験で「情報」を選択できた国立大学は、電気通信大学(情報理工学域)、高知大学(理工学部情報科学科)の2校となっており、これに2028年度入試から静岡大学(情報学部行動情報学科)が加わることになる。なお、公立大学は広島市⽴⼤学(情報科学部※後期⽇程)と高知工科大学(情報学群、データ&イノベーション学群)、私立大学は50校以上が一般選抜の個別試験に「情報」を取り入れている。
参考:【静岡大学】令和10年度入試 募集方法及び受験教科・科目等 令和9年度からの変更点(PDF)
静岡大学情報学部30周年特設サイト

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