
今年度で閉校する福島県郡山市逢瀬町の河内小の閉校式は23日、同校で行われ、児童や卒業生らが151年の歴史を刻んできた母校との別れを惜しんだ。
椎根健雄市長が「河内小の輝かしい歴史が末永く、地域の人々に受け継がれるのを願う」と式辞を述べた。渡辺聡校長が「子どもは豊かな自然に感謝し、たくましく、素直に成長してきた。何よりの誇りは地域の人々の温かさだった。本校で培われた精神はこれからも地域の未来を照らす光となるだろう」とあいさつした。
児童代表の柳田啓翔さん(6年)が「全児童22人が互いを思いやって過ごしてきた。支えてくれた先生、地域の皆さん、家族に心から感謝している。河内小の卒業生として誇りを胸に成長していく」とあいさつした。渡辺校長が早崎保夫市教育長に校旗を手渡し、早崎教育長が椎根市長に校旗を返納した。児童らは慣れ親しんだ校舎への思いを込め、校歌を歌い上げた。
閉校式に先立ち、卒業式を行い、卒業生7人が新たな一歩を踏み出した。同日、地元有志による閉校の集いも行われた。
河内小は1874(明治7)年に開校し、151年にわたり、地域の学びやとしての役割を果たしてきた。在校生15人は4月から統合先の多田野小で学ぶ。
(郡山版)
【写真】卒業式で保護者に感謝の思いを伝える卒業生(左)

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