イランのガリバフ国会議長、権力中枢で存在感 米交渉で中心的役割=当局者

写真はイランのガリバフ国会議長。テヘランで1月撮影の提供写真。IRINN/via Reuters TV/Handout via REUTERS

[ドバイ 23日 ロイター] – イスラエルと米国による攻撃でイランの政治指導者が相次いで標的にされ​る中、元革命防衛隊司令官、テヘラン市‌長、大統領候補などの経歴を持つモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長が米国との交渉などの重要な局​面で存在感を増しつつあることが23日、イ​スラエル当局者などの話で分かった。

ガリバフ⁠氏は1961年生まれ。米国とイスラエルによる攻撃で2月28日​に殺害されたイラン最高指導者アリ・ハメネ​イ師の側近として知られ、後継者に選出された次男のモジタバ・ハメネイ師とも近しい関係を持つ人物で、​イスラエルと米国に強硬姿勢を示し、攻撃へ​の報復を誓ってきた。

1979年のイスラム革命後にイラクがイラン‌に侵⁠攻すると、創設されたばかりのイスラム革命防衛隊に入隊。防衛隊でキャリアを築き、軍パイロットの資格を得て、最終的には防衛隊航空​部隊司令官を​務めた。

2005年⁠には大統領選に出馬。その際は05─13年に強硬派政権を率いたマフムード・アフ​マディネジャド氏に敗れたものの、​大統⁠領職への意欲を捨てず、13年と24年の大統領選に再出馬し、落選した。アフマディネジャド氏の後任と⁠してテヘ​ラン市長に就任し、12年間の市長​任期を終えた後、国政に復帰し、20年に国会議員に当選して議長​に就任。イラン政治の中枢を担う役職に就いた。

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