FIA フォーミュラE世界選手権 2025/26 第6戦 マドリード プレビュー

FIA フォーミュラE世界選手権 2025/26 第6戦 マドリード プレビュー

EVフォーミュラカーの世界最高峰カテゴリー「フォーミュラE世界選手権」のシーズン12(2025年〜26年)はいよいよシーズン中盤戦へ。舞台をヨーロッパに移して、スペイン、ドイツ、モナコと全3ラウンド5戦が開催されていきます。最初のレースは1レースのみ開催のスペイン「Madrid ePrix」。かつてF1スペインGPが開催されていた伝統的なコース「ハラマサーキット」での開催です。「J SPORTS」では「フォーミュラE世界選手権」を生中継。今回は2026年3月21日(土)に開催される第6戦「Madrid ePrix」のプレビューをお届けしましょう。

今年の秋にマドリードでのF1スペインGPが予定されていますが、F1は新設コース「マドリンク」での開催。一方、フォーミュラEは「ハラマサーキット」です。懐かしい名前だという人は相当な古株レースファンといえるでしょう。それもそのはず、同地でF1スペインGPが開催されていたのは1960年代から70年代の時代。グラハム・ヒル、ジャッキー・スチュワートらが走った時代です。

長年に渡り世界選手権レースは開催されておらず、F4などのジュニアカテゴリーでも使われていないため、ここでレースをした経験を持つドライバーはかなりレアキャラでしょう。ただ、フォーミュラEでは昨シーズンのプレシーズンテストをハラマで開催したため、コース自体は経験済みのドライバーが多いことになります。クラシックサーキットだけにランオフエリアは狭く、雰囲気は距離の長い筑波サーキットのような感じです。高速コーナーが続く箇所もあり、今までにないコースといえるでしょう。

ジェッダに向かうまでランキング首位につけていたニック・キャシディ(シトロエン)はマイアミから3レース連続で表彰台から遠ざかり、ランキング4位に転落。開幕戦ウイナーのジェイク・デニス(アンドレッティ・ポルシェ)もジェッダでは僅か2点獲得しただけになり、ランキングを大きく下げてしまいました。

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アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ

アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ

第3戦・マイアミで勝利したミッチ・エヴァンス(ジャガー)、第5戦・ジェッダのウイナーとなったアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガー)、2位表彰台のセバスチャン・ブエミ(エンビジョン・ジャガー)とジャガー勢がここ最近調子を上げてきており、初開催となるハラマでもその勢いを維持できるか注目です。

また、スペイン人ドライバーとしては今季デビューから5戦中3戦で入賞を果たしているぺぺ・マルティ(クプラ・キロ・ポルシェ)にとっては母国でのレースになります。とはいえ、彼もスペインF4時代にハラマのレースは存在しなかったので未経験のコース。母国ファンの応援を受けて初表彰台に辿り着けば、フォーミュラEに新たなスター誕生となるでしょう。

今回は1レースのみの開催ながらもピットブーストが導入されるレース。アタックモードは6分間1回のみ。コース幅もランオフエリアも広くはないものの、サイドバイサイドのまま粘り合うバトルが見られそうなハラマではどんなドラマが待ち受けているのか楽しみです。

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