三重選抜チーム、慶大に敗れる 大学野球・持ち味出せず 四日市大の黒瀬が一矢

【五回裏2死二塁、三重選抜2番黒瀬(四日市大)の適時打で生還する二走・田邉(皇學館大)=16日、ぎふしん長良川球場で】

 大学野球の三重学生選抜チームが16日、東京六大学リーグの慶応義塾体育会野球部(慶応大学野球部)と岐阜市で練習試合を行った。全国優勝9回(全日本選手権4回、神宮大会5回)の強豪を相手に攻守で持ち味を出せず、1―11で敗れたが、森本進監督(皇學館大)は4月から始まる春季リーグ戦に向けて「きょうの課題を各チームで生かして」と話した。

 三重選抜の先発投手は曽我侃龍(四日市大)。2年から三重県選抜入りするなど経験豊富な3年生右腕は、初回1死一、二塁のピンチを左飛、三振の無失点で乗り切ると、二回も三者凡退に抑えたが、三回、守備のエラーで2点を先制された。

 五回以降は桃北瑛斗(四日市大)、馬場遥大(鈴鹿大)、三橋聖平(三重大)、橋本尚樹(鈴鹿大)、箕浦哉(皇學館大)の各投手を投入したが、尻上がりに調子を上げた慶大打線の勢いを止められなかった。

 得点は、五回四球を選んで出塁した9番田邉翔大(皇學館大)の二盗成功から作った2死二塁の場面で、2番黒瀬大喜(四日市大)の適時打で挙げた1点にとどまった。

 名門校のレベルの高さに圧倒されながら、五回、慶大先発齊藤眞俊のスライダーを右前に運んで一矢報いた黒瀬は、「追い込まれてからの打席の粘りは今後に生かしたい」と話した。

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