島根県大田市は2026年度、給食が長期間途切れる夏休みに、就学援助を受けている世帯の子どもたちの食事をサポートするため、レトルト食品などのセットを届ける「つながりお届け便」事業を実施する。困っている子どもたちに確実に届け、アンケートを通じて今後の支援の参考にするとしている。

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 近年は物価高で食料品も急激に高騰し、食費の負担が増えている。こうした状況から、支援を望む保護者の声を受け、市こども家庭支援課が実施を決めた。

 対象は経済的な理由で就学援助を受けている世帯の子どもで、小中学生計約450人を見込む。子どもでも電子レンジを使って簡単に調理が出来るレトルト食品や缶詰など、1人2500円分(10食)の食品をセットにして、夏休み中に1回届ける。

 市が子育て支援などで包括連携協定を締結している「生活協同組合しまね」が詰め合わせ、見守り活動の一環として子どもたちに声掛けをしながら宅配をする。

 セットには、見守っているという市からのメッセージや子ども食堂の情報、アンケートなどを同封することを想定している。市から保護者に案内を送り、希望に応じて申し込んでもらう予定。

 市は関係事業費約150万円を26年度一般会計当初予算案に盛り込み、市議会定例会で可決された。市こども家庭支援課の伊藤公美子課長は「事業を通じて、『地域の大人があなたたちを見守っている』ということを子どもたちに感じてもらえれば」と話している。

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