サッカー=イラン、W杯会場の変更要請 連盟「FIFAと交渉中」

イ⁠ラン・サッカー連盟のメフディ・タージ会長は16日、米国、カナダ、メキシコで今夏共催されるサッカーW杯の試合開催地について、イラン戦争を受けた選手らの安全上の懸念から米国からメキシコへの変更を求め、FIFAと協議していると明らかにした。メキシコ・モンテレイで14日撮影(2026年 ロイター/Daniel Becerril)

[17日 ロイター] – イラン・サッカー連盟のメフディ・タージ会長は16日、米国、カナダ、メキシコで今夏共催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)の試合会場を米国からメキシコに変更するよう、国際サッカー連盟(FIFA)と協議していると明らかにした。米・イスラエルによる攻撃を受けて、選手らの安全面に懸念があるためとしている。

トランプ米大統領は12日、イランが今夏のサッカー・ワールドカップ(W杯)に出場することを歓迎するとしつつも、選手の「生命と安全のために適切ではない」という考えを示していた。nL6N40015G

在メキシコイラン大使館はXに、タージ会長のコメントとして「トランプ氏がイラン代表チームの安全を保証できないと明言した以上、われわれが米国へ渡航することは決してない」と投稿。「W杯のイラン戦をメキシコで開催できるよう、FIFAと交渉中だ」とした。

FIFAの広報担当者はロイターに対し、イランとの交渉には触れず、「イランを含む全参加加盟協会と2026年W杯の計画について定期的に連絡を取っている」とし、昨年12月に発表された試合日程に従い、全参加チームが出場することを楽しみにしていると述べた。

一方、メキシコのシェインバウム大統領は記者会見で、FIFAが同意すればイランのW杯試合をメキシコで開催することに問題はないとの考えを示した。

6月11日から7月19日まで行われるW杯で、イランは米国内(ロサンゼルスで2試合、シアトルで1試合)で1次リーグを戦うことになっている。

ドンヤマリ・スポーツ相は11日、米国とイスラエルによる空爆で最高指導者ハメネイ師が殺害されたことを受け、イランはW杯に「参加できない」と述べていた。nL6N3ZZ1IW

正式に出場を辞退すれば近代のW杯では初のケースとなり、FIFAは代替国の選定を迫られることになる。

アジア・サッカー連盟(AFC)は16日、イランから出場を辞退する通知は現時点で受けていないと明らかにした。

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