
3月9日、北京のシノペックのガソリンスタンドで撮影。REUTERS/Florence Lo
[シンガポール 17日 ロイター] – 複数の貿易関係者によると、中国の国有石油大手が、中東での紛争に伴う供給不足を回避するため、ロシア産原油の調達再開に動いている。米国の制裁猶予措置を活用する。
国有大手によるロシア産の調達は昨年11月以来となる。
中国石油化工(シノペック)と中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)傘下の商社が今週、ロシア産原油の買い付けに向けてサプライヤーへの打診を開始した。
17日時点で成約は確認されていないが、複数の関係者は「取引成立は間近」とみている。米・イスラエルとイランの紛争で原油が急騰する中、ロシア産はブラジル産や西アフリカ産に比べて割安感が強いためだ。
国有石油大手は、3月12日から30日間の制裁猶予期間内に、支払いと引き渡しが完了できるか精査している。すでに積み込み済みの貨物が対象になる。
一方、一部の中小独立系製油所(ティーポット)は、自社で精製するよりも転売する方が利益が出るとして、備蓄しているロシア産の放出を検討しているという。
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