
ノルウェー・オスロで3月15日撮影。提供写真。NTB/Thomas Fure via REUTERS
[オスロ 15日 ロイター] – 領土・領海が北極圏に接しているカナダとノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの北欧5カ国は15日、防衛装備品の共同調達などを含む複数の分野における協力強化の新たな枠組みに合意した。
カナダのカーニー首相が進める米国依存脱却と「中堅国」主導の貿易秩序確立に向けた取り組みの一環だ。
合意した各国はいずれも人口が少なく輸出主導型経済で、単独では大国に対抗できる軍事力を持っていない。
カーニー氏は防衛装備品の共同調達について「われわれが個別に、あるいは協力なしでこれらに資金を投じても納税者にとって相応の価値を生まない。本来必要な形で国民も守れないという点で一致している」と述べ、米国からの調達規模は引き続き大きいがあらゆるケースにおいてパートナーシップ形式での調達を行っていく考えを明らかにした。
自治領グリーンランドを売却するようトランプ米大統領に迫られているデンマークのフレデリクセン首相は「旧来の世界秩序は消失して恐らく復活しない。だからわれわれは新たな秩序を構築しなければならず、それはわれわれが体現する価値に立脚する必要がある」と語った。
ノルウェーのストーレ首相は、今回の合意で中堅国が協力のための具体的提案を掲げて結集する姿勢が示されたと評価した。
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