
イスラエルのネタニヤフ首相。2月15日、エルサレムで撮影(2026年 ロイター/Ronen Zvulun)
[エルサレム 12日 ロイター] – イスラエルのネタニヤフ首相は12日、イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師の殺害を示唆した。一方で、米国との共同空爆作戦が、イランの聖職者統治体制の崩壊に必ずしも直結しない可能性があるとの認識も示した。
開戦後初となる記者会見に臨んだネタニヤフ氏は、約2週間にわたる爆撃を経てイランは「もはや以前と同じではない」と指摘。精鋭部隊の革命防衛隊や民兵組織バシジが打撃を受けていると述べた。
また、開戦時にイスラエルがイランの最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害したことへの報復として、今月2日に攻撃を開始したレバノンの親イラン武装組織ヒズボラに対しても、攻撃を継続する意向を示した。
ビデオリンクを通じて質問に応じたネタニヤフ氏は、モジタバ師やヒズボラの指導者ナイム・カセム師に対してイスラエルがどのような措置を取る可能性があるか問われると「テロ組織の指導者の誰に対しても、命の保証はできない。われわれが計画していること、これから何をするかについて、ここで具体的に報告するつもりはない」と述べた
イスラエルがイランの反体制派に武器を供与しているのか、また政権打倒に失敗する可能性はあるのかとの質問に対しては、仮に政権が倒れなくとも弱体化したままであろうと発言。
「われわれが取っている行動の詳細については明かさない。体制打倒に最適な条件を作り出しているが、イラン国民が体制を倒すと確信を持って言えるわけではない。体制とは内部から崩壊するものだ」とした上で「だが、われわれは確実に手助けができるし、現にそうしている」と述べた。
また、トランプ米大統領とほぼ毎日対話し、「オープン」な協議を行っていると明らかにした。
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