
米ニューヨークの五番街で2025年8月撮影 REUTERS/Adam Gray
[ワシントン 13日 ロイター] – 米商務省の経済分析局(BEA)が13日発表した1月の消費支出は前月比0.4%増加し12月と同じ増加率となった。ロイター調査によるエコノミスト予想は0.3%増だった。
個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.3%上昇、12月は0.4%上昇だった。前年比は2.8%上昇、12月は2.9%上昇だった。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は、前月と同様0.4%上昇。エコノミスト予想も0.4%上昇だった。前年比は3.1%上昇、12月は3.0%上昇だった。
BEAは、昨年の政府機関閉鎖による発表の遅れを取り戻すべくデータ発表を進めている。
1月の個人消費支出が堅調な伸びを示し、基調的なインフレ率も上昇ペースを維持したことに加え、中東情勢の緊迫化が長期化するとの見方が出ていることで、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ再開は9月以降になるとの観測が台頭。2月の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外に減少したことを受け、景気停滞と物価上昇が同時に起きるスタグフレーションに対する警戒が高まる中、FRBは難しい舵取りを迫られている。
ネイションワイドのチーフエコノミスト、キャシー・ボスチャンシク氏は、ガソリンを含むエネルギー価格の急騰、世界的な混乱による輸出の減速、企業信頼感の悪化などを挙げ、第2・四半期は物価の急上昇と景気の弱体化が同時に進むとの見方を示した。
A line chart with the title ‘Annual change in US Personal Consumption Expenditures Price Index’
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