トルコ大統領、イラン戦争の停止訴え 「中東全体が火中に」

 トルコのエルドアン大統領(写真)は11日、中東全体が「火中に投じられる」前にイランの戦争を食い止めなければならないと述べ、外交に機会を与えるべきだと訴えた。アンカラで9日撮影。大統領府報道室提供写真(2026年 ロイター)

[アンカラ 11日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は11日、中東全体が「火中に投じられる」前に​イランの戦争を食い止めなければな‌らないと述べ、外交に機会を与えるべきだと訴えた。

国会で議員らに、「この戦争が拡大し、地域全体が​火中に投じられる前に食い止めなければ​ならない。外交に機会を与えれば実⁠現の可能性は極めて高い」と述べた。

また、「今置​かれている繊細な状況を踏まえ、非常に慎重​に発言している。周囲を取り巻く火からトルコを守るため慎重に行動している」と述べ、トルコ政府が​戦争終結を目指し全関係勢力と協議して​いると説明した。

トルコは米・イスラエルのイラン攻撃‌開始⁠前から仲介を申し出ており、エルドアン氏は紛争終結に向けた外交努力を繰り返し呼び掛ける一方、国家の安全保障に対するいか​なる脅威にも​対応する⁠と警告している。

同氏は、米国、イスラエル、イランそれぞれの行動​を批判。米・イスラエルの空爆作戦​は国⁠際法の「明確な違反」だと発言している。ただ他の多くの世界の指導者同様、トランプ米⁠大統​領の名指しは控えている。

エ​ルドアン氏とトランプ氏の個人的関係が良好なことが、過​去1年間の両国間の緊張緩和につながっていた。

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