緊迫するイラン情勢。国内の燃料価格への影響はどうなりそうでしょうか?
(利用客)
「お風呂大好き」
【写真を見る】イラン情勢の緊迫化でエネルギー価格高騰に心配の声 三重県内“最古のサウナ”では“銭湯の料金値上げ”の可能性も
(利用客)
Q.どれくらいここに通っている?
「37年くらいかな。高温サウナで水もきれいだし…それが魅力かな」
3月9日、取材したのは三重県四日市市の銭湯「玉の湯」。県の温浴施設にあるサウナで、もっとも歴史を積み重ねています。はじまりは、1970年代ということです。
■エネルギー価格の高騰はいつ?
店主の田中さんは、緊迫するイラン情勢を受けて今後のエネルギー価格の高騰が心配でなりません。
(玉の湯 店主・田中茂毅さん)
Q.大きな機械は?
「これはボイラー。油を使っている。下のバーナーで火をあてて、この中を煙が通っていく。上が水が入っているタンクになっていて、それで水を温めてお湯になる」
■1年後には約1.5倍値上げするのでは…
今のところ、重油価格などへの影響はないということですが…
(田中さん 2025年10月)
「ウクライナ侵攻が始まった頃から、ずっと上がっている」
Q.値上がり前との価格の差は?
「1.5倍ほど。本当に堪えます」
去年10月。田中さんは、「ロシアによるウクライナ侵攻で燃料代が高騰している」と嘆いていました。そして、いまのイラン情勢を受けて…
(田中さん)
「1年後ぐらいには(さらに1.5倍ほど値上げして)この状況だと高止まりが続くのかなと…」
■重油だけじゃない 電気も値上がり
心配は、重油の高騰だけではありません。
(田中さん)
「(ボイラーの)バーナーなども電気がないと動かないし、2階のサウナは電気で温めるサウナなので…」
Q.ウクライナ侵攻の影響で電気の値上がりは?
「電気も1.5倍」
■ことし1月に入浴料金値上げしたばかり
銭湯の入浴料金は、各都道府県が組合の申請に基づき上限額を定めることになっています。
三重県では、コロナ禍以降の燃料代の高騰を受け、ことし1月からは上限額が500円に。「玉の湯」も、大人料金を470円から500円に30円値上げしました。
そのため、今後燃料費が高騰しても、すぐには値上げ申請とはならないと話します。
■今年中にさらなる料金値上げの可能性も
田中さんは、三重県の公衆浴場の組合理事長も務める立場からこう話します。
(田中さん)
「(500円では)本当は大変だと思うんですけど」
Q.理想の金額は?
「550円ぐらいになってくる」
「玉の湯」としてもいま、どうコスト削減ができるかを考えていますが、イラン情勢次第では今年中の県への値上げ申請もありうると話します。
(利用客)
Q.今後値上がりしたら?
「手頃な価格で入れるのがいいところと思うのでちょっと悲しい」
「もっと稼ぎます。値上げしないと銭湯が維持できないので。適正の価格で、もっと儲かってもらえたらなと」
CBCテレビ
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