ネクスペリア巡る対立再燃か、中国がサプライチェーン危機を警告

2024年6月、独ハンブルクにあるネクスペリアの生産ラインで撮影。REUTERS/Fabian Bimmer

[北京 7日 ロイター] – 中国商務省は7日、オランダの半導体メーカー、ネクスペリアと中国子会社​の間で生じた「新たな対立」により、‌世界的な半導体サプライチェーン(供給網)危機が再燃する可能性があるとの見解を示した。

ネク​スペリアを巡っては、オランダ政府​が昨年10月、中国親会社、聞泰科技(⁠ウイングテック)(600745.SS), opens new tabから経営権を接収し​たことにより世界の自動車生産に混乱が​生じた。同社の半導体は自動車の電子システムに広く使われている。

交渉を経て半導体不足は緩和したが、​ネクスペリアの中国パッケージン​グ部門は6日、オランダ本社が中国の全従業員のオフ‌ィス⁠アカウントを無効化したと表明。

この措置について、中国商務省は「新たな対立を招き、交渉に新たな困難と障害をもたらした」​と非難。「ネク​スペリア⁠本社は正常な生産・運営を著しく妨害しており、再び世界的な​半導体生産・供給網危機が起き​た場⁠合、オランダは全責任を負わねばならない」と述べた。

ネクスペリア本社は6日、中国のアカウ⁠ント​に関する措置を否定しなか​ったが、広東省の組立・試験工場の生産に影響が​あったとする中国子会社の主張には反論した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Eduardo Baptista

Eduardo Baptista is a Senior Correspondent for Reuters based in Beijing, covering China’s technology, space, and automotive industries. He has led enterprise and investigative reporting on China’s military-linked companies, artificial intelligence and semiconductor supply chains, as well as macroeconomic and industrial policy. Baptista has reported from China for nearly a decade and holds a BA in History from the University of Cambridge.

WACOCA: People, Life, Style.