三菱は5月、英国市場に復帰を果たす。その第1弾となるピックアップトラック『L200(日本名:トライトン)』の価格は3万6295ポンド(約760万円)から。

この価格は、現地で販売されているフォード・レンジャー(3万800ポンド=約650万円)とトヨタ・ハイラックス(4万436ポンド=約850万円)の中間に位置するものだ。

三菱トライトン(英国ではL200として販売)三菱トライトン(英国ではL200として販売)

商用仕様の『コマーシャル』では後部座席を撤去し、荷台とは別の貨物スペースを確保する。価格は3万7495ポンド(約790万円)。

L200は多くの競合車と同様、ダブルキャブ構成が標準となる。

全モデルにツインターボ2.4L直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載。6速オートマティック・トランスミッションと四輪駆動を組み合わせる。

英国向けの仕様詳細は未発表だが、他の市場では最高出力204psと最大トルク48kg-mを発生する。最大3.5トンの牽引能力と、最大1トンの積載能力を有する。

復帰時には「複数の」EVが必要

英国では『タイタン』と『バーバリアン』の2グレードが用意される。バーバリアンはフルタイム四輪駆動とさまざまな地形モードを備え、3万9995ポンド(約840万円)となる。

L200に続き、英国にはプラグインハイブリッドSUV『アウトランダー』も加わる。

三菱トライトン(英国ではL200として販売)三菱トライトン(英国ではL200として販売)

両モデルは2021年に英国市場から撤退する前、三菱の主力製品であった。それぞれ新世代へと更新され、商品力を高めてからの復帰となった。

英国で他にどのモデルが投入されるかは未定だが、三菱の欧州責任者フランク・クロール氏は2022年、復帰時には「複数の」EVが必要だと発言している。

このことから、新型クロスオーバー『エクリプス・クロス』(実質的にルノー・セニックのバッジエンジニアリング車)の投入の可能性が考えられる。

EVが必要とされる理由は、英国のゼロ・エミッション車(ZEV)規制にある。この規制により、今年は各メーカーの新車販売台数の3分の1をEVとすることが義務付けられる。

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