
写真はカナダのルブラン対米貿易担当相。2月16日、メキシコ市で撮影。REUTERS/Henry Romero
[オタワ 26日 ロイター] – カナダのルブラン対米貿易担当相は26日、米国と一部の重要分野の関税撤廃に向けた交渉を進めていることを明らかにした。合意内容は米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直しに伴い、カナダと米国の2国間協定に組み込まれる可能性があるとの見解も示した。
USMCAは見直しの時期を迎えており、7月1日までに完了する必要がある。ルブラン氏はUSMCAが3カ国の経済的利益に役立つことから、見直しに悲観的ではないと語った。
トランプ米大統領は昨年、輸入する鉄鋼やアルミニウム、自動車などの主要分野に対して追加関税を課した。カナダはこれらの関税の軽減または撤廃を求めており、ルブラン氏は「私たちは引き続きその作業を行う用意があり、その実現を熱望している」と言及。「それらは2国間の取り決めとなるだろう」との見通しを示した。
一方、トランプ氏はUSMCAを破棄し、代わりにカナダおよびメキシコとそれぞれ個別に協定を結ぶ可能性があると語っている。
ルブラン氏は「米国ではこの議論、つまり政治的な議論が公に展開されている。また、政府間の非公式な協議も進行中であり、その内容は決して悲観的なものではない」と述べた。
ルブラン氏は来週、米通商代表部(USTR)のグリア代表と会談する予定だ。
カナダのカーニー首相は昨年、分野別の関税協議がより広範なUSMCAの見直しに組み込まれる可能性が高いと言及していた。
メキシコはUSMCAの見直しを巡る米国との正式な交渉に既に乗り出している。
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