
イランは米国の攻撃を回避するため、制裁解除とウラン濃縮を行う権利の承認と引き換えに、核開発計画に関する米国との協議で譲歩する用意があることを示唆した。写真はイランの首都テヘランで、反米の看板の前を歩くイラン人女性たち。19日撮影。WANA (West Asia News Agency)提供(2026年 ロイター/Majid Asgaripour/WANA)
[ドバイ 22日 ロイター] – イランは米国の攻撃を回避するため、制裁解除とウラン濃縮を行う権利の承認と引き換えに、核開発計画に関する米国との協議で譲歩する用意があることを示唆した。
イラン高官はロイターに対し、2回の協議を経ても双方の隔たりは依然として大きく、米制裁緩和の範囲や順序でさえも意見が分かれていると述べた。
しかし、イランは先週の協議終了後、新たな譲歩を提案している。
同高官は、イランが最も濃縮度の高いウランの半分を海外に輸送し、残りを希釈し、地域的な濃縮コンソーシアムの創設に参加するという案を真剣に検討する意向だと述べた。この案はイラン関連の外交交渉で長年にわたり繰り返し提起されてきた。
同高官はその見返りとして、米国がイランの「平和的な核濃縮」の権利を認めることと制裁を解除することを求めていると述べた。
また、イランは核協議で、同国の大規模な石油・ガス産業に米国企業が請負業者として参入する機会を提供しているという。
同高官は「交渉中の経済パッケージでは、米国に対しイラン石油産業における本格的な投資機会と具体的な経済的利益も提示されている」と述べた。
ホワイトハウスはこの問題に関する質問に即座に回答しなかった。
イランのアラグチ外相は22日、スイスのジュネーブで26日にトランプ米政権のウィットコフ特使と会談する見通しだと述べ、外交的解決の「可能性は依然として十分にある」との見方を示した。
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