日本サッカー協会 写真:アフロスポーツ
ブラジル代表OBクレーベルを父に持つU20ブラジル代表MFカイケ・ケンジ(クルゼイロ)には、日本国籍取得の可能性が報じられ、将来的な日本代表入りが期待されている。その一方で、2月11日に行われた同国1部リーグ戦では、元栃木SC・横浜FC所属MFユーリ・ララ(ミラソウ)から強烈なタックルを受けて負傷。その怪我の程度が18日になって明らかになった。
カイケは2-2で迎えた89分からプレーしていたが、後半アディショナルタイムの90+5分、パスを出そうとした際にユーリからスライディングタックルを受けて転倒。その際、右足首をユーリの右脚に巻き込まれている。主審はこのシーンをOFR(オンフィールドレビュー)で確認した後、ユーリに対してレッドカードを提示した。
試合後、右足を固定し、松葉杖姿で試合会場を後にしたカイケ。靭帯損傷で長期離脱の可能性もあるとみられていたが、ブラジル『zeiro』が伝えたところによると、本人は全体トレーニングへの復帰に近づいているとのこと。記事では「回復は順調であり、チームドクターによる治療は最終段階だ」「来週初めまでには復帰する見込み」などと綴られているだけに、大怪我には至らなかったとみられる。
現在19歳のカイケはサンパウロ州出身であり、日本国籍を有するアタッカー。日本での生活経験はなく、2022年のU17チーム加入からクルゼイロ一筋のキャリアを歩んでいる。2024シーズンはU20リーグ戦11試合のスタメン出場で9ゴールと結果を残すと、同年11月20日のコリンチャンス戦でトップチームデビュー。2025シーズンはトップチームで公式戦7試合に出場したほか、U20リーグ戦では3ゴールをマーク。2026シーズンはここまでトップチームの公式戦5試合の出場で1ゴールを挙げていた。
カイケの今後については、ブラジルメディア『ge』が2024年7月時点で「日本国籍取得に向けての手続きを行っている」と報道。2025年にクルゼイロのトップチームへ昇格するなど、同国内屈指の有望株として期待されているが、2026年1月時点で国際Aマッチでのプレー歴がないことから、日本代表入りは可能だ。

WACOCA: People, Life, Style.