
2月17日、オーストラリアの裁判所は、炭素排出ネットゼロ計画を巡り公衆を誤導したとしてガス生産会社サントスが訴えられていた裁判で、同社の勝訴となる判断を示した。写真は、本社ビル外の同社ロゴ。オーストラリアのアデレードで2025年9月撮影(2026年 ロイター/Hollie Adams)
[シドニー 17日 ロイター] – オーストラリアの裁判所は17日、炭素排出ネットゼロ計画を巡り公衆を誤導したとしてガス生産会社サントス(STO.AX), opens new tabが訴えられていた裁判で、同社の勝訴となる判断を示した。
この訴訟は2021年、アクティビスト
(物言う株主)の「オーストラリア企業責任センター(ACCR)」が提起。企業のネットゼロ排出目標の妥当性に異議を唱える訴訟としては世界初と説明していた。
ACCRはサントスが30年までに排出を26─30%削減し、40年までにネットゼロを達成する明確な道筋があると表明したことについて、誤解を招く行為であり、オーストラリアの企業法および消費者法に反すると主張。声明の訂正などを命じるよう裁判所に求めていた。
しかし、裁判所は訴えを棄却し、ACCRにサントスの訴訟費用を支払うよう命じた。判決理由書は23日に公表される予定だ。
ACCRはこの判決に失望していると述べ、次の対応を検討する前に判決内容を精査するとコメントした。
サントスは判決を歓迎すると表明。「当社は透明で正確な、法令を順守した報告にコミットしている」とする声明を出した。
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