カナダ、国産兵器調達を70%に引き上げへ 米依存から脱却目指す

写真はカナダのカーニー首相。オンタリオ州オタワで11日撮影。REUTERS/David Kawai

[オタワ 17日 ロイター] – カナダ政府が国内企業から購入する兵器の量を大幅に増やす方向であることが、17日に発表された防衛戦略文書で明らかになった。米国の兵器産業への依存を減らすためとみられる。

カナダは現在、国防予算の70%を米国製兵器の購入に充てている。カーニー首相はこの数字は高すぎると指摘しており、国防戦略では、カナダ企業からの購入を最終的に70%にすることを目標としている。

同文書は「この不確実な世界において、カナダが自国の防衛を維持し、主権を守る能力を持つことはこれまで以上に重要だ」と指摘。今後10年間で防衛関連の研究開発への政府投資を85%増額するほか、防衛産業の収益を240%以上増加させるとともに、防衛輸出の50%増加を目指す。最大12万5000人の新規雇用も創出する計画。

トランプ米大統領が昨年、カナダからの主要輸入品に関税を課す措置を取ったことを受けて、カナダ政府はロッキード・マーティン (LMT.N), opens new tab 製F35戦闘機の購入計画を見直し、代わりに他の戦闘機を購入するかどうかを検討している。

この契約見直しは数カ月前に完了する予定だったが、延期されている。

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