OpenAIがChatGPTの無料・低価格プランに広告を導入したことを受け、競合他社はいわば「書き入れ時」を迎えている。Anthropicはこの動きを批判するスーパーボウルのテレビCMを展開し、同社の「Claude」では広告なしを維持すると宣言。OpenAIの最高経営責任者(CEO)Sam Altman氏はこれに対し、高度な機能を有料プラン限定にしないためだと反論した。そして今、Anthropicは有料プラン向け機能の一部を無料プランにも拡大している。

 利用中のAIチャットボットをアップグレードすべきか迷っていた人々にとって、今回の機能拡充が十分なものであれば、当面は様子を見る理由になるかもしれない。

 AnthropicがClaudeの無料プランに導入した機能は以下の通りだ。

 

ファイル作成:Claudeとのあらゆる会話から「PowerPoint」のスライド、「Excel」のスプレッドシート、「Word」ドキュメント、そしてPDFを作成し、保存できる。

コネクタ:外部のアプリと接続することで、より関連性の高い回答ができるようになる。

スキル:Claudeに実行させたい一連の指示をあらかじめ設定しておくことで、同じ要求を繰り返す手間を省ける。

コンパクション:古いコンテキストを自動的に要約することで、制限内で長い会話を続けられるようにする。

 Anthropicは無料プランのユーザーに対し、より長い対話、インタラクティブな回答、そして強化した画像・音声検索機能も提供している。

 多くのユーザーにとって最大のメリットは、1セッションあたりの対話時間の延長かもしれないが、無料プランに新たに加わった機能もClaudeの利用価値をかなり高めるだろう。

 ChatGPTの最も利用しやすいプランに(米国で)広告が表示されるようになった今、乗り換えを検討している人々にとって、Claudeの機能強化はより魅力的に映るはずだ。

AnthropicのX投稿

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。

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