【写真を見る】 じーちゃん、ばーちゃんが運営する『おむすび食堂』 移動販売などで広がる活躍の場 高齢化の課題をシニアの力で解決 山梨・勝沼 街仲食堂 by ジーバーFOOD

この店は高齢化の課題をシニアの力で解決するという逆転の発想で生まれました。

炊きたてのコメを優しく包み込むようににぎり、ウメや昆布を外にもたっぷりかけた おむすび。
地元産の野菜をふんだんに使った豚汁。

これぞまさに おふくろの味、おむすび食堂自慢の定食です。

平山裕子アナウンサー:
「お米が粒だっていて、とてもふわふわです」

食堂は午前9時に仕込みが始まります。

使っているのは北杜市産のコメで、コメのうまみを引き出すため日高昆布と一緒に炊き上げます。

おむすびは10種類。

家庭の味を再現したネギみそや鮭、漬け卵黄など、全ての材料が手作りです。

去年10月、甲州市にオープンした「勝沼 街仲食堂 by ジーバーFOOD」。

店名の通り、働く人に共通点があります。

スタッフ:
「87歳です」
「75歳です!」
「じーちゃん、ばーちゃんで運営するジーバーフードです」

12人のスタッフの平均年齢は75歳。
元飲食店の経営者や、交流作りで加入した人など様々で、最高齢は87歳の女性です。

最高齢 久保田恵子さん(87):
「歳が歳なので友達の数も少なくなる。ちょっと寂しいと思ったときに、楽しい会話をしながらできてうれしい」
元飲食店経営 手塚みはるさん(75):
「自営業で29年食堂をやっていた。素材があればどうやって作ればおいしいものができるか考えています」

スタッフ全員で惣菜メニューを考えていることも特徴です。
この日は大根の皮を厚めに切って作った漬物の提供を検討しました。

スタッフ:
「いいんじゃない?昆布の味がきいている」
「捨てるのはもったいないから、皮でも何かできるかと思った」

ジーバーフードは宮城県の企業が始めた高齢者が食の作り手となって活躍する取り組みです。

相続や遺言の相談を手掛ける山梨市の合同会社=「相続ふれあい相談室」が運営主体となって県内1号店をオープンさせました。

オーナー 平松智さん:
「まだまだ元気なシニアの人が世の中にはたくさんいると気づいて、そのシニアの人が活躍する場所があればと思いジーバーフードを始めました」

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