8日に投開票が行われた衆議院選挙。新潟県では県内5つある小選挙区のうち自民党が全勝する結果となりました。

県政担当の本間記者に伝えてもらいます。

◆各選挙区の構図

今回の各選挙区の構図です。投票率は58.88パーセントで前回より0.32ポイント上がりました。

前回の衆院選では野党の立憲民主党が全勝しましたが今回は自民党が全ての議席を奪い返す形となりました。

今回と前回は何が違ったのでしょうか。

◆勝敗のポイント

勝敗を分けた大きなポイントはこちらの2つです。

まずは、”高市人気”の追い風です。

自民党の候補は高市政権の是非が最大の争点だと訴え、高市政権の支持率の高さを追い風に選挙戦を繰り広げました。

特に同じ保守派で盟友とされる5区の高鳥さんのもとには、高市総理が自ら応援に入りました。

会場には900人を超える聴衆が集まり、立ち見の人が出るほどの盛況ぶりで、“高市旋風”が県内でも強く吹いていることを印象付ける場面でした。

◆新潟5区の出口調査

そして、こちらは新潟5区の出口調査の結果です。

自民の高鳥さんは男女問わず、若い世代から高齢者まで幅広く支持が広がっていることが分かります。

一方、中道の梅谷さんは、60代、70代を中心に支持を広げていますが、若い世代への広がりを欠く結果となりました。

◆無党派層は

また、こちらは、無党派層がどの候補に投票したかを表したデータです。

高鳥さんが半数以上を獲得している一方、梅谷さんは4割に届きませんでした。

当選した高鳥さんも高市人気が票を押し上げたと受け止めています。

<新潟5区当選 自民・高鳥修一氏>
「約5割の無党派層の方々からも支持をいただいたようでござ います。これはやはり高市政権に対する 強い期待そして信任の表れだと」

◆公明党との連携は

対する中道改革連合には公明党の支援が新たに加わりましたが伸び悩む結果に終わりました。

中道の菊田さんは新党の結成から時間がなく、浸透しきれなかったことを敗因に挙げています。

<中道・比例当選 菊田真紀子氏>
「新党の目指すところそれから政策等等ですね。十分にこの短期間に皆さんにお伝え出来たかというとそれができなかった」「中道改革連合という名前もなかなか覚えにくい書きにくいということは色んな方に正直言われました」

また、それまで与党・自民党と連立を組んでいた公明党と新党を組んだことで立憲民主党時代からの一部の支援者が離れたとの声も聞かれ、中道にとっては厳しい結果となりました。

9日、野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表が辞任を発表した中道改革連合、これから党をどのように立て直していくのかが注目されます。

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