
2025年4月、東京都内の株価ボード前で撮影。REUTERS/Issei Kato
[東京 10日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は3日続伸し、前営業日比1286円60銭高の5万7650円54銭で取引を終えた。衆議院選挙を受けて高市政権の政策推進力への期待が継続した。日経平均は一時、1600円近く上昇した。日経平均、東証株価指数(TOPIX)ともに連日での史上最高値更新となった。
野村証券の秋山渉投資情報部ストラテジストは「衆院選の結果を受けて、政策への期待が現実味を帯び、より推進力が強まったとの見方が広がっている」と述べた。日本株は高値警戒感がありながらも押し目買い意欲があり、株価の先高観が強まっているという。
日経平均は448円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、史上最高値を更新。一時、1596円高の5万7960円19銭まで上昇し、5万8000円の大台に近づく場面があった。
後場は伸び悩み、5万7700円付近でのもみ合いが継続した。米国時間の11日に1月の米雇用統計発表を控えていることや、取引時間中にドル安/円高が進んだことが上値抑制につながった。
主力株では、ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabが10%超上昇し、日経平均を1銘柄で362円押し上げた。同社が巨額出資する米オープンAIが手掛ける「チャットGPT」の利用者数の月間成長率が10%を超えたと報じられ、材料視された。そのほか、フジクラ(5803.T), opens new tabが5%超、東京エレクトロン(8035.T), opens new tabが2%超、アドバンテスト(6857.T), opens new tabが1%超上昇した。半面、ルネサスエレクトロニクス(6723.T), opens new tab、資生堂(4911.T), opens new tabは2─3%超安でさえなかった。
TOPIXは1.9%高の3855.28ポイントで取引を終えた。同じく連日で史上最高値を更新した。東証プライム市場指数は前営業日比1.89%高の1986.53ポイントだった。史上最高値を更新した。プライム市場の売買代金は9兆6738億0700万円だった。
東証33業種では、値上がりが非鉄金属、その他金融、不動産、情報・通信、鉱業など29業種、値下がりは空運、食料品など4業種だった。
そのほか決算銘柄では古河電気工業(5801.T), opens new tab、日産化学(4021.T), opens new tabがストップ高比例配分となった。マツダ(7261.T), opens new tabは後場急伸し12%上昇した。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.54%高の733.09ポイントと、続伸した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1313銘柄(82%)、値下がりは247銘柄(15%)、変わらずは37銘柄(2%)だった。
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