[東京 9日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、史上最高値の更新が見込まれる。8日投開票の衆議院選挙で自民党が単独で定数の3分の2を上回る議席を確保したと報じられており、「高市トレード」の再開で急騰する見通し。前週末の米国株式市場で主要3株価指数が大幅高となったことも追い風となりそうだ。

日経平均の予想レンジは5万6000円─5万8000円

NHKなど国内メディアによると、衆院選では自民党が単独で316議席を獲得、定数465議席の3分の2を上回った もっと見る 。連立相手の日本維新の会と合わせて352議席を確保、絶対安定多数の261議席を大きく超えた。外為市場ではドル高/円安が加速、一時、157.95円まで上昇。日経平均先物は5万6400円台となった。

週末時点では自民と維新の与党での過半数取得が織り込まれていたため、選挙結果は市場予想を上回る自民党の歴史的圧勝となった。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「高市政権の基盤強化や成長戦略の一層の推進ということで、(日経平均)6万円が視野に入ってきた」と話す。

全面高の展開が想定されるが、市場では「円安・金利上昇を受けて輸送用機器や金融のほか、高市政権の成長戦略分野として防衛や宇宙関連、半導体や国土強靭化関連が買われやすい」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。

きょうは国内で12月・25年毎月勤労統計が公表されるほか、フジクラ(5803.T), opens new tab、リクルートホールディングス(6098.T), opens new tab、オリックス(8591.T), opens new tab、ソフトバンク(9434.T), opens new tab、住友金属鉱山(5713.T), opens new tab、エーザイ(4523.T), opens new tab、三菱地所(8802.T), opens new tabなどが決算を発表する。週末の米国株式市場は大幅に反発した。ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabは史上初めて5万ドルの大台を突破した。S&P総合500種(.SPX), opens new tabとナスダック総合(.IXIC), opens new tabは4日ぶりに反発した。エヌビディア(NVDA.O), opens new tabなどの半導体株が大幅高になる一方、人工知能(AI)インフラ支出拡大見通しが嫌気され、アマゾン・ドット・コムAが売られた。

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