パルコール嬬恋リゾートのゲレンデ内特設コースを走るフォレスター S:HEV特設コースを上って下りるアトラクションのような形式に
冬の恒例イベントとなりつつあるスバルの「ゲレンデタクシー」。2026年は群馬県のパルコール嬬恋リゾートで1月31日~2月1日、2月7日~8日の2週にわたって開催されている。
スバルのゲレンデタクシーは2014年に初開催され、コロナ禍での休止を挟みながらも冬のゲレンデを彩るイベントとして、日本各地のスキー場で開催されてきた。開催当初は文字通り「ゲレンデを走るタクシー」としてコースの上部までスキーやボードとともにスキーヤーやボーダーを運んでいたが、回を重ねるごとに「下りも乗りたい」という希望が多くなってきたことから、特設コースを上って下りてくるアトラクションのような形式となった。
今回は、ゲレンデタクシーとして初めてスバルのお膝元となる群馬県での開催となり、ストロングハイブリッドモデルの「フォレスター S:HEV」がゲレンデタクシーに初登場。同じくストロングハイブリッドモデルの「クロストレック S:HEV」とともに力強くゲレンデを駆け上り、多くの人を運んでいた。



ゲレンデタクシー用のスバル車には専用のラッピングが施され、「TAXI」の行灯をルーフに搭載。ゲレンデということで、スーリーのキャリアも装着している。スタッドレスタイヤをはいているということ以外は、ノーマル仕様の車両だ
装着スタッドレスタイヤはブリヂストン「ブリザック WZ-1」
ゲレンデタクシーの運行時間は、午前の部が9時~12時、午後の部が13時~16時30分。受け付け開始直後から長蛇の列ができており、運行終了の1時間前には受け付けを打ち切るほどの人気ぶりだった








ゲレンデタクシーのドライバーは新井敏弘選手や鎌田卓麻選手、久保凜太郎選手、蘇武喜和選手など、豪華ラインアップ。乗る側だけでなく、運転する側も楽しそうにしていたのが印象的だった
参加者の中には、いつもは別のスキー場に行っているが、ゲレンデタクシーが開催されると聞いてパルコール嬬恋に滑りに来たという人や、スキーもスノーボードもやらないけれど、ゲレンデタクシーが開催されているので来たというファンの姿も見受けられ、「いくつかの会場に足を運んだけど、今回が一番楽しい!」という声もあった。
ゲレンデタクシーは乗車だけでなく、さまざまなブースも見どころ
NAC5と埼玉スバルのコラボレーション車両
スバルオブアメリカの限定グッズ販売ブース
エアコンのきいた車内で温まれる車両も用意。シートヒーターでぽかぽかになれる
スーリー製品を取り扱う阿部商会ブース。ゲレンデタクシーに装着されているキャリアや、発売されたばかりのルーフボックスを紹介していた
ゲレンデタクシーに装着されている「ブリザック WZ-1」を紹介するブリヂストンブース。氷でできたタイヤはWZ-1のパターンが掘られている
抽選でブリザックグッズが当たるキャンペーンを行なっていた
大人気だったのがスバルカフェ。冷えた体を温めるコーンポタージュやホットコーヒーを無料配布していた


ロッテはその場で撮った写真をボトルに印刷してプレゼントしていた。こちらは1月31日と2月1日のみのブース出展とのこと
予備車両として、レヴォーグ レイバックも控えていた






ゲレンデ内の特設コースを走るゲレンデタクシー。ギャラリーのすぐ近くで雪煙を上げながら爆走していた。時には雪を浴びせかけるサービスも……!ゲレンデタクシーの醍醐味は、斜面を駆け上がるスバル車だけではない!
ゲレンデの斜面を駆け上るスバル車が注目されがちなゲレンデタクシーではあるが、もう1つ注目してほしいイベントとして雪上ドリフトショーがある。これまでは開催日を限定して行なわれることが多かった雪上ドリフトショーが、今回は開催日の12時から毎回行なわれているのだ。
ドリフトショーでは、東京オートサロン2026で初公開されたMT仕様の特別仕様車「WRX STI Sport♯ PROTOTYPE」で鎌田卓麻選手がドリフトを披露。さらに、新井敏弘選手も自身のラリー参戦車両で華麗なドリフトを決め、観客に雪を浴びせかけていた。
新井選手によると「凍結路面に雪が乗っている状態で、非常に滑りやすく運転は難しい状況」ということだったが、鎌田選手も新井選手も正確に車両を操り、狭い広場で見事なパフォーマンスを行なっていた。
午前の部と午後の部の間に、特設広場でドリフトのデモンストレーションが行なわれた
ドライバーは鎌田卓麻選手と新井敏弘選手
まずは鎌田選手が出走


鎌田選手は発表されたばかりの「WRX STI Sport♯ PROTOTYPE」でドリフトを披露
スタッドレスタイヤの装着以外はすべてノーマル仕様の車両で、観客に雪をかけていた
続けて、新井選手が出走
ラリー仕様の車両でドリフトを披露した
新井選手は「回れるようになるまでが大変!」と話しつつも、華麗なターンを決めていた
それぞれが走り終えて終了かと思われたが、狭い広場で2台がまさかのランデブー走行!
息の合った走りを見せてくれた中山秀征さんとぐんまちゃんがお祝い
1月31日に開催されたオープニングセレモニーには、群馬県出身のぐんま大使・中山秀征さんと、群馬県宣伝部長のぐんまちゃんが登場し、群馬初開催をお祝いした。
群馬県出身のぐんま大使・中山秀征さんと、群馬県宣伝部長のぐんまちゃんがオープニングセレモニーに登場
ゲレンデから下ってくる中山さんが乗るフォレスター S:HEVを止めようと、チェッカーフラッグを振るぐんまちゃん
フォレスター S:HEVに乗って登場した中山さんは、実際にゲレンデタクシーに乗った感想を聞かれると「新井ドライバーのドライビングが名前の通り“荒い”ですね。新井さんなだけに(笑)。でもフォレスターがガッチリとガードしてくれて、安定した走りでした」と、ジョークを交えて乗り味を語った。
新井選手の運転するフォレスター S:HEVから降りてきた中山さん
また、ゲレンデを走るスバル車について「スバルさんといいますと、この群馬の象徴的な会社ですし、歴史もあります。群馬県は山が多く、アップダウンが激しい。そういう中で鍛えて、培ってきた技術がスバル車にはあるんじゃないかと思います。15度以上あるゲレンデを軽々と上っていけるのは、やっぱりスバルの力ですね」と印象を述べた。
中山氏は最後に「群馬というのは夏は暑くて冬は寒いという、環境としては非常に差の激しい県ですが、その暑さにも寒さにも負けないんだという力強さを、このゲレンデタクシーが見せてくれたと思っています」と、スバルとゲレンデタクシーの発展への期待を語った。



オープニングセレモニーでは、中山さんのかけ声で新旧フォレスターに加え、日本導入が検討されている「フォレスター ウィルダネス」が続々と下山してきた
初代フォレスターと現行フォレスター、フォレスター ウィルダネスが勢ぞろい。ゲレンデタクシーの開催期間中は会場に展示される
スバルと全日本スキー連盟(SAJ)の協賛50周年を記念して、原田雅彦さんと髙梨沙羅選手が監修した特製ラッピングカーも披露された
原田さんが監修した特製ラッピングカー


最初は髙梨選手を応援するため「SARA」とデザインしていたものの、「原田さんのラッピングカーなので、堂々とHARADAにしませんか?」ということがあり、大きく「HARADA」と描かれたデザインになったという
髙梨選手が監修した特製ラッピングカー


髙梨選手が子供の頃から見ていた大雪山と、スバルとSAJの50周年イヤーということで「50th」の文字をデザイン。ボディカラーには雪山でも存在感があり、目立つ黄色をセレクトしたという
日本導入が検討されているフォレスター ウィルダネス。ゲレンデタクシー開催期間中はゲレンデに展示されるそうなので、間近で見られるチャンスだ
角張ったフォルムの初代フォレスター(SF型)。「懐かしい!」という声が上がった
2026年のゲレンデタクシーは2月7日~8日にも群馬県のパルコール嬬恋リゾートで開催される。ゲレンデタクシーへの乗車は無料となるため、週末に行くスキー場がまだ決まっていないのであれば、パルコール嬬恋リゾートに足を運んでみてはいかがだろうか。
ゲレンデタクシーは冬の風物詩となりつつある

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