
2026年2月5日、ドイツ・フランクフルトのECB本部で撮影。 REUTERS/Jana Rodenbusch
[フランクフルト 5日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は5日、成長と競争力の強化に必要な施策をまとめたチェックリストを欧州連合(EU)首脳に提示する方針を明らかにした。改革に消極的で進展が遅いと批判される各国政府に対し、圧力を強める異例の対応に踏み切る。
ラガルド氏はECB理事会後の会見で「12日の首脳会合を前に、首脳らにチェックリストを提示することを決めた」と語った。「これは成長促進、生産性向上、欧州の潜在能力を発揮させる上で極めて有効と考える施策のリストだ」と説明した。
EU首脳は来週、非公式会合を開催し、新たな「地経学的(geoeconomic)環境」における単一市場の強化を協議する。
ラガルド氏はリストについて、貯蓄・投資同盟に関する項目のほか、中銀デジタル通貨「デジタルユーロ」、トークン化されたホールセール型中央銀行マネーが盛り込まれると述べた。さらに、単一市場の深化、技術革新の促進、法規制の簡素化、中核的な制度枠組みの強化に関する課題も含まれるという。
「全てを実現できるわけではない」とした上で「しかし、欧州の潜在力を発揮させるためには、重要な改革の深化や加速が必要だと強く感じている」と訴えた。
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