習主席、トランプ氏との会談で「相互尊重」呼びかけ 台湾への武器売却には慎重さ求める

ドナルド・トランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席(2026年2月4日作成)。(c)JESSICA LEE and SAUL LOEB / various sources / AFP

【AFP=時事】中国の習近平国家主席は4日、米国のドナルド・トランプ大統領と電話会談を行い、両国の関係強化にあたり「相互尊重」を求めるとともに、台湾への武器販売については「慎重」な対応を求めた。中国国営中央テレビが報じた。

CCTVによると、習氏は「問題を一つずつ解決し、相互信頼を継続的に積み重ねることで、両国がうまく付き合うための正しい道を築くことができる」と述べ、貿易をはじめとする二国間の懸案事項が円満に解決されることへの期待を示した。

「2026年を中国と米国という二つの大国が相互尊重、平和共存、ウィンウィンの協力へと進む一年にしよう」と付け加えた。

トランプ氏は習氏との「素晴らしい」電話会談の後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に両国関係は「極めて良好」だと投稿。「中国との関係、そして私と習主席の個人的な関係は極めて良好であり、双方ともその状態を維持することの重要性を理解している」と記した。

トランプ氏によれば、両氏は貿易や台湾、ロシアのウクライナ侵攻、イラン、そして自身の中国訪問計画について話し合ったという。

習氏は台湾問題については「中米関係で最も重要な問題だ。武器売却には慎重を期すようにしなければならない」と述べたとCCTVは伝えた。

中華人民共和国(中国共産党)は台湾について、一度も統治したことがないにもかかわらず自国領土の一部だと主張しており、武力行使による併合も排除していない。

一方で米国は台湾を正式には国家として承認していないものの、台湾の主要な軍事支援国である。ただし、そのトーンについてはトランプ政権下でやや穏やかになっている。

台湾によれば、昨年12月に米国は110億ドル(約1兆7200億円)相当の武器を売却した。
【翻訳編集】AFPBB News

WACOCA: People, Life, Style.