
写真は暗号通貨のイメージ。2025年9月に撮影。Reuters/Dado Ruvic
[シンガポール/ロンドン 5日 ロイター] – 暗号資産(仮想通貨)ビットコインは下止まる兆しが見られず、5日に7万ドルを割りこんだ。
欧州時間に入り3.8%下落の6万9858ドルを付け、トランプ氏が米大統領選に勝利した2024年11月以来の安値となった。今週すでに8%近く下落、今年に入ってからの下落率は20%近くに達している。
イーサは2%近く下落し2090ドル、今年に入ってから30%近く下落している。2000ドルを割り込めば、昨年5月以来となる。
アナリストによれば、今回の仮想通貨の急落は、米連邦準備理事会(FRB)次期議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事が指名されたことが引き金になった。同氏がFRBのバランスシート縮小を進めるとの観測が高まっている。
ジュリアス・ベア次世代調査チームのマヌエル・ビジェガス・フランチェスキ氏は「市場は彼をタカ派とみて警戒している」と指摘。「バランスシートが小さくなれば、暗号資産に追い風は期待しにくい」と述べた。
ドイツ銀行のアナリストは顧客向けメモで「今回の広範な下落は、主に機関投資家向け上場投資信託(ETF)からの大規模な資金流出によるものだ。25年10月の下落以降、これらのファンドからは毎月数十億ドル規模の資金が流出している」と指摘した。
米国の現物型ビットコインETFからの資金流出は1月に30億ドル超、昨年12月は約20億ドル、11月は約70億ドルの流出だったという。「継続的な売りは、伝統的投資家の関心低下と、暗号資産に対する全体的な悲観の広がりを示唆している」と分析した。
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